癖のない字が書きたい、名前をきれいに書きたい、大人な字に憧れる、字の勉強がしたい。一緒に勉強していきましょう★

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■美文字道■時節文を品の良い字で書こう☆1~3月冬編(手本付)

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Contents

はじめに

 46  :春  79  :夏

1012月:秋  13月 :冬 としています。

 ○○の候は横書き

長めの文章は縦書きで書きしたいと思います。

 

今回は、お手紙ですので、少し、略して書いたりしている部分があります。

漢字は、ほぼ楷書ですが、ひらがなを少しくずしぎみでかいています。

流れとリズムを付けて書くようにしましょう☆

リズムを付けながら、強弱や字の大きさを変えたりして書くと、楽しく書けると思います☆ 楽しまないと♪

ある程度書けるようになったら、自分なりにアレンジして書いてみてくださいね。

 画像を載せる都合上、縦書きの文章は改行しています。

実際は、その時に書く用紙に合わせて書いてくださいね。

 

課題はこちらです。

1月 

新春の候

朝起きるのがつらい季節です。

2

 残雪の候

 梅便りが聞こえるこのごろ。

3

 早春の候

 桜の花が待ち遠しいです。

                   

文章を書く時の基本的なルール

    漢字とひらがなが混在する場合、ひらがなよりも、漢字を20%大きく書く。

   漢字の画数が少ない字は、小さ目に書く。

   ひらがなの中でも、「こめとらる」は小さく書く。

 

■実践■練習

1

新春の候

「新」はツクリの方を強調させて書きたいので、ヘンはツクリの陣地に入らないように書きましょう。

「春」は少し崩して書きました。楷書だと、右はらいの線を止めて書いて、次の「日」に向かっていきます。

「の」は小さく書きましょう。けっこう小さくて大丈夫です。

「候」ニンベンの真ん中くらいの位置に縦線を書きます。

「失」の部分をしっかりと正方形の形になるように書くと、字がどっしりとして、バランスが取れると思います。

 

朝起きるのがつらい季節です。

「起」がバランスを取るのが難しいです。字が転んで見えてしまう場案があります。アシの左右のバランスを見て書きましょう。

 「つらい」をやわらかくひらがなの良さを生かして書きましょう。

 「季節」はひらがなの間に入っています。少しだけ大きめに書きましょう。

2

残雪の候

「残」下に向かって広がる形の字です。台形の形です。ヘンの左はらいと、右の大きいはねの部分で、字を支えます。

「雪」雨カンムリです。カンムリの右側ははらいます。点を打つ時に、だいたい等間隔になるようにしましょう。「ヨ」は下の方を左にずらすような感じで書きます。

 ※「の候」は省略。

 

梅便りが聞こえるこのごろ。

「梅」この字をきれいに書きたいです。念入りに練習しましょう。たくさん書いて味のある「梅」を書きましょう。ツクリの「毎」の余白の□(四角)を意識して書きましょう。

「便」ツクリの下の部分の左右のはらいの流れを意識して書きましょう。ひらがなの部分も流れるように、リズムを付けて書くと、意外といい感じに書けるものです。 基本がしっかりあることが大切★

 

3

早春の候

「早」1番長い横線を、きれいな線で書きましょう。しっかり止まって、行き先を決めてすーーっとひっぱって、またしっかり止まります。

※「春」「の候」は省略

 

桜の花が待ち遠しいです。

 「桜の花」をきれいに書きたいです。桜、の、花と分けないで、3文字を一筆で書くような感じで、つながりを出すと良い雰囲気になると思います。お花ですので、桜色の優しい字を頭の中で考えながら書いてみてください。

 最後の「です。」は「す」で、きちんとバランスを取って締めましょう。

 

まとめ

 今回は春夏秋冬の「冬」に書くお手紙の最初に書く文の練習をしました。

年賀状を書きそびれてしまった時や、寒中見舞いなどにも使用できます。

※年賀状の書き方の参考にどうぞ★

しばらく会ってない方に、新年の挨拶もかねて、お手紙を書くのも良いと思います☆

 

今回は、最初に書く挨拶の文章を練習しました。

 今度、「結び」の文章の練習をしたいと思います。

最後に書く挨拶文です。それも、春夏秋冬の季節にちなんだ物で、日本の文化だなーと思います。

結びもとても大切な部分ですので、そちらも合わせて練習してみてくださいね★


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