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はじめに
以前、書き始めの文章の練習をしました。
今回は最後に書く、結びの文章です。
最後に書くものですので、きれいに締めたいですよね。始まりと最後はかっこよく書きましょう☆
締めの文章に決まり事はないので、自由な文でいいのです。
難しく考えずに、季節と、相手の方に合わせたオリジナルの文章でいいのです。
今回の課題は、なんとなく使えそうな文章にしてみました。参考になればいいなーと思います。
■課題
10月 そのうち名月で一杯、ご一緒したいものです。
11月 風邪などお召しになりませんように。
12月 来年もすばらしい年でありますように。
お手紙の文章ですので、少しだけ崩して書いています。写真に収めるために、短く改行していますが、実際は、紙の大きさに合わせて改行してください。
ひらがなの部分はリズムよく、気持ちよく書いてくださいね★
では、始めていきます。
■実践■練習■
10月 そのうち名月で一杯、ご一緒したいものです。
最初のひらがなの「そのうち」をきれいに書くと印象が良くなると思います。そして「名月」につなげるのですが、2文字とも、画数が少ない字で、意外と難しいかもしれません。
「名」は「夕」と「口」の位置関係に注意して書きましょう。
「月」はねる所などを強調させて、めりはりをつけるようにします。そうすることで、単純な字に見せないようにします。
最後の「ものです」は、もは縦長に書いて、のは丸く小さ目に書きます。
です、は「す」を少し大きく書くと、文章が締まります。
11月 風邪などお召しになりませんように。
「風」は、右下のはねを勢いよく書きます。しならせて、力を溜めて上に向かってはねます。最初の字なので、かっこつけて書きましょう。
後半にひらがなが多く並びます。縦長の字、例えば「し」「り」「う」の所でリズムを作りましょう。
最後の「に」で文章を締めますので、「に」は少し横長にして、どっしりと書きましょう。
12月 来年もすばらしい年でありますように。
「すばらしい」をあえて漢字を使わないで、ひらがなにしてみました。だから、ひらがなですが大きく晴れやかな字で書きましょう。
「ありますように」はひらがなが並びますので、まっすぐになるように注意しましょう。最後の「に」を書く前に一度確認してから書きます。
「に」の位置と形でなんとかごまかせるかもしれません。
まとめ
文章を書くのは楽しいです。特に縦書きは、強弱をつけやすいし、流れに沿って、リズムよく書けます。
横書きの場合はあまり崩さないで書く方がきれいに見えると思います。
今回は、ひらがなが多く出てきました。ひらがなは、漢字よりも少し小さく書くのが基本ですが、あえて大きく書いた所もあります。
お手紙ですので、強調させたかったり、印象を付けたかったりしたら、大きくするのも手です。
伝えたい事を伝えることが、手紙の1番の目的なので。いろいろな字や文章をたくさん書きこんで、自分らしいきれいな字を作っていってください☆
日ごろ伝えられない事を、文章にして、心を込めて書いてみよう♪
ご飯食べた後♪舌出てる 笑
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