こんにちは★
百合蔵と美句蔵です★
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はじめに
字を習いたいと思うきっかけはいろいろですが、
最も多い理由の一つが結婚式の関連の名前をきれいに書きたいということ。
ご祝儀や、受付で書く自分の名前。
確かに、大切な人のお祝いですから、心を込めて、きれいに書きたいものですよね。
是非、お名前をきれいに書けるように練習しましょう。
今回は苗字と、とても重要な「様」の字を解説していきます。
※下の名前編はこちらへ☆
「漢字」とは、
ひらがなと違って、ものすごくたくさんあります。(約5万字)
しかし、よく使う字は限られていますし、法則があります。
漢字はいくつかの線でできていて、線がそれぞれパーツを作っている。いろいろなパーツ(部首)の組み合わせで字を作っています。
これから紹介する字にあなたの名前が入ってなかったとしても、該当するパーツを参考にして、書いてみてくださいね★
苗字
自分の名前って何回書いているのでしょう。
自分の持ち物に名前を書く、テストの答案用紙、銀行窓口、クレジットカードのサイン 等々・・・。
少なくとも、1万回は書くと言われています。
結婚すると苗字が変わったりもするけれど、これからもずーーーーっと何十年とお付き合いする名前です。
なるべく多くの人の参考になって欲しいので、日本の多い苗字ランキングをもとに練習していきましょう。
字を書いて送る相手のお名前の参考にもなりますので、是非、友人や、職場でお世話になっている方などの名前も練習してみてください。
どうか、今見てくれている方の参考になりますように★
多い苗字ランキング
1位 高橋 9位 加藤
2位 鈴木 10位 吉田
3位 田中 11位 山田
4位 佐藤 12位 佐々木
5位 渡辺 13位 山口
6位 山本 14位 松本
7位 中村 15位 井上
8位 小林
苗字を上手に書くルールとコツ
基本的なルールとコツです。
画数が少ない字は、小さ目に書く。(田、口 等)
吉田→同じ大きさに書いても田が大きく見えてしまいます。
口→森口 口を森と同じ大きさで書いたらすごくへん。
口が大きくみえますよね。
空白がたくさんあって、間延びしたようになってしまします。
このくらいの大きさの方がまとまって見えます。
このように、1字1字が整った字だったとしても、バランスが悪いと
子供っぽく見えてしまったりします。。。
そうならないように、画数が少ない字は小さ目に、というのはルールとして、覚えておいてください。
■実践■ 苗字の練習
では、実際に始めていきます。
高橋さん
口がたくさんあります。 同じような形のパーツが並んでいます。
口の書き方のポイントは正方形ではなく横広に書いて、最後は横線が出ます。
「高」も「橋」も右下のはねを強調して書きましょう。
鈴木さん
「鈴」の最後の点は大きく書く事を意識します。
「木」は画数が少なめなので、「鈴」より大きくならないように書きます。「木」1画目で字の大きさが決まりますので、「鈴」の大きさを見て書くようにします。
田中さん
2文字とも画数が少なく、単純な並びをしています。左右対称です。大きな曲線もなく、比較的まっすぐの線をつなげた字です。
ところで、
まっすぐな線って書けますか?
もし震えたような線になったり、波をうってしまったら、まっすぐな線を書く練習が先決です。練習すると、定規で書いたようなまっすぐの線が書けるようになるんです。
縦線、横線を書く練習をしてみてください。
さて、戻ります。
「田」も「中」もただの線ではなく、少しだけ、反ったり膨らんだりしています。
それと、余白の部分に注意しながら書きます。余白の形が大事です。少し左よりに書くイメージです。
佐藤さん
「佐」は、右上がりになりすぎないように書きましょう。よく、極端に右上がりの「佐」を見かけます。
「藤」は画数が多く、しっかり書こうとすると、大きくなりすぎてしまうので、最初のクサカンムリは控えめに書くと書きやすいかもしれません。
渡辺さん
「渡」よりも少し小さく「辺」を書きます。両文字ともはらいの部分が目立ちますので、最後まで丁寧にはらっていきましょう。
山本さん
こちらも、田中さん同様、画数が少なく、左右対称です。
右側に強くする部分がありますので、少し左側に書くようにイメージして、強くする部分のスペースを取っておくような意識で書きましょう。
中村さん
「中」は田中さんでやりましたので省略。
「村」はツクリの「寸」の部分をしかり書くようにしましょう。キヘンよりも大きく書きましょう。ちょっと画像が曲がってしまっていますね。。。
ごめんなさいー
小林さん
「小」は最後の点をずっしりと書くようにしましょう。
「林」は「木」が二つならんでいますが、同じように書いてはいけません。「ヘンの木」と「ツクリの木」ですので、書き方は全然ちがいます。
加藤さん
「加」は「力」と「口」のバランスに気を付けて書きましょう。
力が入っている字なので、力強さがでるといいですね★
「藤」は佐藤さんでやりましたので省略。
吉田さん
吉田さんも左右対称で、画数が少ないです。「田」は少しだけ小さく書くようにしましょう。
「吉」縦線の頭に打ち込みをいれました。シンプルな、画数の少ない字には、打ち込みをいれるとかっこよくなります★
ポイント
1つ自分のかっこいい所を作る!
字が汚いから、書くのがいやだ、という話をよく聞きます。
そんなのダメ!
ある程度のきれいな文字に近づいたら、名前に関しては自分が満足する字を書くことが最終目標です。
名前です。 自分のサインですから、かっこよくね★
今回は名前ということで、自分らしさを出して、自分に合ったしっくりくる字を書きましょう。
これはあくまで参考程度に。
自分でアレンジして書いてくださいね★
個性を出してみる!
【例】武藤 斉藤 井上 風間で書いてみます。
「武」の最初の横線をわざと点にしてみました。
「藤」はクサカンムリを小さくして下の部分を大きくしてみました。
男の人におすすめです。
「斉」は縦線をわざと左右長さを変えてみました。
「藤」は先ほどとは逆に、クサカンムリを大きくして、下の部分を小さくしました。
少し女性らしい雰囲気がしませんか?
おしとやかな女性におすすめ★
「井」の字を上下左右を非対象に書きました。
シンプルな字なので、このくらいやってもいいかと思います。
この「風間」は風が吹いていそうな感じに書いてみました。
なんとなくですが・・・(笑)
少し個性を出してみました。好き勝手に書きました!
自分の名前だったらアリだと思います★
ただし、やりすぎ注意です。
全部が個性的だったら、癖字になっちゃいますので注意。
あと、他の人の名前を書く時は、癖のない字で書きましょう。
[様]をバランス良くきれいに書くコツ
郵送する時の宛名以外でも、様は本当によく使います。
最後を締める字。これがうまくいけば何とかなる!!
受ける部分、土台になる部分になりますので、しっかりと堂々と書く事が大切です。
様は大きく、ゆったりと。
打ち込みを入れると、堂々と見えますよ。
あとは、書く場所も大切です。
名前から1/3字くらい開けて、小さくならないように書きましょう。
上に書いた名前を見て、少しだけ大きい正方形をイメージして、その中に書くようにします。
【例】佐々木様と山口様
ちなみに・・・・
文字で、性格が判るらしいのですが、「様」はその特徴が出やすいらしいです。
ヘンとツクリの間が大きい人はリーダー気質な人。
番組内で検証したら、間が広い人は会社経営者がほとんどでした。
ツクリの部分が大きい人は頭脳で仕事をする人で賢いんですって。
ツクリが小さい人は世間とのコミュニケーションが苦手な人が多いらしいです。
よく言えば、恥ずかしがり屋さん。
「様」が書かれている物をもらったら、ちょっと見てみても面白いかも・・・?
まとめ
男性も女性も、品のいい字で名前を書いたら、必ず品格が上がります。
逆だとどう思いますか?
とっても品が良い方の字が汚かったら・・・
美しい文字は美人度も上げてくれて、知的さも加わって、マイナスのイメージをもたれることはないでしょう。
イメージアップは間違いないのです。
見る目が変わると言っても過言ではないと思います。
エステに行ってきれいになることもとっても大切ですが、字を美しくすることも大人のたしなみ、身だしなみだと思うのです。
印象をよくするという意味では、字も一人の人を作り出す要素の一つだと思います。
スタートとして、名前の字を磨くのもいいと思います!
自分の字になるまでは何回も書いてください。
手にしみ込むまでは、ゆっくり丁寧に練習しましょう。
名前は、よく見られる場面に使います。
今読んでくれてる読者様が、誰かに字がきれいだね、と褒められる日がくるといいなー★
↓百合蔵と美句蔵をよろしくお願いします。