はじめに
1年の始まりの挨拶をする年賀状です。
気持ちの良い、きちんとした年賀状を書きたいものです。
恥ずかしい思いなど、したくありませんよね。
そこまで、慎重になる必要はないと思いますが、
一応、これだけは、というものを挙げていますので、参考にしてみてください。
Contents
年賀状の歴史
年賀状の歴史は平安時代まで遡ります。
同じ頃に、お世話になった人や、親戚同士で集まるといった、年始の挨拶まわりも始まったといわれています。
一般的に普及したのは、明治時代。
年始の挨拶を書いた名刺を渡すようになりました。
家に行っていなかったら、玄関にある箱に挨拶入りの名刺を入れたそうです。
これが、年賀状の始まりと言われています。(諸説あり)
日本の伝統文化です。
今でも、年賀状は、平均すると、国民一人に対して25枚以上の売り上げがあるそうです。
びっくりですよね。
メールや、ラインが主流かと思いきや、まだまだ、年賀状の文化はきちんと残っていました。
なんか少し、嬉しい気持ちになりました。
1年に1回、年の初めに、心を込めた直筆のハガキを書く、というシンプルな習慣が、ずっと残っていくといいな、と思っています。
百合蔵は、両親に年賀状を毎年送っています。
凝ったものではないですが、筆を取って挨拶を書きます。
残念ながら、返事はハガキではなく電話なのですが・・・・
「ありがとう!」と毎年言われます。嬉しいもののようですよ★
お世話になった方に、簡単なあいさつ文だけでもいいので手で書いて郵送してみてはいかがでしょうか☆
最低限のルールみたいな物がありますので、下記を参考にして書いてみてください。
今回は表書き(住所を書く方)の書き方です。
基本的なルール 5つ
表書きと裏書の書く文の向きをそろえる。
読み手の方が自然に読めるように、両面同じ向きにしましょう。
縦書きならば、両面縦書きに。
住所は省略しないで書く
7桁の郵便番号だけでも届きますが、県名から書くのが常識とされています。
出来る限り分かる範囲で、マンション名、ビル名まで、
省かないで書くようにしましょう。
マンション名、ビル名は一回り小さく書きます。
縦書きの場合の数字は漢数字で書きます。
敬称は自分からみての立場
会社の社長であろうが、自分のお友達であれば、「様」を付けます。
敬称の書き方
山田太郎部長に送るときは、
×山田太郎部長様
○部長 山田太郎 様
御中は途中で使わない。
×百合蔵部 御中 部長 山田太郎様
○百合蔵部 部長 山田太郎様
○百合蔵部 御中
連名にする場合それぞれに敬称を付ける。
×太郎・花子 様
○太郎様 花子 様
住所を書く時のコツ(曲がらないように書く)
長い住所を書いていると曲がってしまうこともあると思います。
縦書きの場合、右に曲がりやすくなります。
右手で書いているので、当然なのです。
曲がらないように心掛けても、曲がってしまうことはありますよね。
その場合のポイントです★
曲がった!と思っても、修正ができますので、焦らなくても大丈夫ですが、早期発見が大事です。
集中すると、書いている字、一文字しか目に入らなくなってしまいます。
そして、何文字もどんどん書いてしまいます。
たくさん書いてからだと手遅れになりますので、少し書いたら、手を止めて、曲がっていないか確認しましょう。
具体的に話しますと、住所を書く場合、県で1回、市で1回というように、手を止めて、全体を見るようにします。
そうすれば、修正は可能です。
ハガキを無駄にすることはありませんし、やる気も損ないません!
住所に関しては、県名、市名の漢字の記事を上げていますので、是非参考にしてみてください↓
まとめ
そもそも、年賀状とは、お世話になった人、大切な人に向けて書くものです。
一番大切なのは、「丁寧に書く」事なのではないかなと思います。
裏面は凝ったデザインや、イラスト、写真等を使う場合でも、表面は手書きで、心を込めて書くのがいいと思います。
その人の事を考えながら、お名前を書きましょう。
そして、誰から届いたのかなーと、差出人の所って絶対見ますよね。
相手の御名前、住所はもちろん丁寧に書きますが、自分の住所、名前も丁寧に書きましょう。
字は、その人の印象につながります!癖のない、きれいな字で書けると印象UP!につながります。
※それぞれの書き方の記事をカテゴリー分けしています。そちらも合わせて見てみてください。
1年に1回、筆を取って、ゆったりとした気持ちで、年賀状を書いてみてください☆
裏書の書き方もUPしています。
あいさつ文の見本もありますので、実際に真似して書いてみてください★↓