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はじめに
こんにちは。
美句蔵と百合蔵です。
今回は名前の行書をやりますが、
楷書編もありますので、先にそちらを見た後の方が理解しやすいと思います。
こちらをご覧ください。→名前【楷書編】
今回はあんまり崩しすぎない、楷書と行書の間くらいで書いています。
そんなに楷書との変化がないように見えるかもしれません。
今回は名前なので、読みにくかったら意味がないので、読みやすいレベルの行書で書きます。
このくらいの崩し具合が1番実用性があるのかな、とも思いますので、是非、参考にしてみてください★
では、始めていきます。
男性バージョン
実
横線が3本以上ある場合、線を繋げるのは、1ヵ所くらいにするのがきれいです。
全部の横線を繋げないようにする、これは覚えておいてください。
誠
ゴンベンを、一筆で書くような行書もありますが、
今回はあんまり崩さないで書きました。口を右上がりに書いてつなげるようにして書いています。
葵
あんまり崩すところがなかったです。
最後を点にしています。この点で、字全体のバランスを取ります。
勇
こちらも、あまり崩すところがありませんでした。
「田」の部分だけですね。
「力」はしっかりと書きましょう。
強
ユミヘン部分を少しつなげたくらいで、こちらもあまり崩していません。
太郎
「太」こちらもあまり崩す所がないのですね。
「郎」は、横線を行書っぽく書いています。
海斗
「海」は右下のはねる部分はしっかりと止まってからはねます。
ここは、楷書と同じようにしっかりはねましょう。
「斗」は楷書の場合、最後の縦線に打ち込みを入れましたが、
行書は楷書ほど、打ち込みは使わないです。
そのままつなげるように書いています。
健一
「健」のニンベンは一筆で書きます。
「一」 は前からつながってきたように入って、少し大げさに丸く書いています。
これが、行書っぽく見せるポイントです。
拓哉
「拓」あまり崩していません。
口の部分は行書にしています。
「哉」もあまり崩していません。同じく口の部分を崩して書いて、次の線に向かうように書いています。
伸二
「伸」のニンベンの一筆で書きます。
日の部分をつなげて書いています。
「二」 も行書っぽく、やわらかくまるく書きます。
女性バージョン
幸子
「幸」下の2本を繋げています。
「子」 は最後の横線をくるっとしてまとめます。
和子
「和」ノギヘンの行書の書き方です。点を省略しています。ツクリの口もつなげながら書いています。
美紀
「美」は横線がいっぱいの字です。
全部を繋げないようにしましょう。
最後は点にして止めています。この線で、全体のバランスを取ります。
「大」の部分は字を支える部分ですので、しっかりと土台になるように、
横広に書く意識で書くとバランスがとりやすいと思います。
「紀」イトヘンの行書です。かくかくした雰囲気にならないようにとがりをとって書きます。
「己」は角をとって滑らかに書きます。
真理
二文字とも横線が多い字です。
繋げすぎないようにしましょう。 1文字につき、1~2ヵ所にしましょう。
「理」の最後に行書の要素を強めに入れています。
有希
「有」は「月」の部分を行書っぽくしてかっこつけました。
「希」はあまり大きい変化はなく、楷書よりも、線がやわらかくなっています。
光代
「代」があまり、行書っぽくならないので、
「光」を行書の要素を強めました。行書にするとかっこいい字です。
真ん中の横線からそのまま左はらいの線につなげています。
緑
イトヘンの行書です。ツクリの部分は角を丸くして書きました。下の部分は点々にします。
芽衣
「衣」はあまり変化がありませんので、行書らしさを出すために、角を取って丸くしています。
「芽」は縦線も横線で書いてみました。
咲良
「咲」は、行書っぽく、右上がりの雰囲気を出して書きました。
最後の点でバランスを取ります。
逆に「良」はつながりを意識して書きました。
さくら
ひらがなです。崩したひらがなって本当に美しい。やわらかく、リズムよく書きましょう。
まとめ
今回はお名前がメインだったので、あまり崩していませんので、
ぱっと見ただけだとあまり楷書との違いが見えないかもしれません。
違いとしては、1つ1つの線が柔らかい雰囲気に変わっています。
行書は、角ばった所や、とがった部分が少なくなります。
楷書はカクカクして書くのがきれいです。しっかり止まって曲がります。
行書は次へ向かっていくので、ショートカットしたり、省略したりします。
但し、止まる所はしっかり止まります。
書くスピードに強弱を付けます。
そうしないと、ただの雑な字になってしまいます。
楷書も行書も丁寧に書くということは同じです。
焦らずに、ゆっくりした気持ちで書くようにしてくださいね。
ほかにもお名前の練習課題がありますので読んでみてください。↓
↓百合蔵と美句蔵をよろしくお願いいたします★