こんにちは★
百合蔵と美句蔵です。
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はじめに
お仕事中に使う文章の、始まりの挨拶、最後の締めの言葉はだいたい決まっています。
真ん中の文章はその都度内容によって変わりますよね。
よく使用する文章をピックアップしてみました。
練習課題 5文
今回はこちらの5個です。
・御礼申し上げます。
・ご連絡します。
・申し訳ございません。
・恐れ入ります。
・ありがとうございます。
では、順番に始めていきます。
文章を書く時の基本的なルール
基本的なルールとして、漢字はひらがなよりも20%大きく書くとバランスが良いです。
今回は出てきておりませんが、ひらがなの中でも、「こめとらる」を小さめに書くようにしましょう。
よく使用する文章の練習
・御礼申し上げます。
「御」はとてもよく使用する字です。
そして、ほぼ最初にくる字なので、この字で、全体の印象がとっても左右されます。
画数が多いので、筆で書く時は少し難しいかもしれません。
でも、意外とバランスが取りやすい字ですので、この機会に上手になってしまってください☆
「礼」は画数が少なくシンプルな字で、こういう字の方が意外と難しい・・・。ツクリの部分を雑にかいてしまうと、台無しになってしまいます。しっかり入って止まって、力を入れながら曲がり、力を溜めて上に大きくはねましょう。
「上」の書き順は、縦から書く?横から書く?の問題ですが、結論から言うと、どちらでもOKです。
百合蔵は横から書きますが、縦から書いても問題ありません。
ちなみに・・・
昭和世代は縦から書く、と教わっていまして、最近は横が1画目と教えているようです。
百合蔵は縦から書くと教わったおもいっきり昭和世代なのですが、崩して書く時等、横から書く方が書きやすいのでそうしています。
ひらがなの部分は少し小さ目に書き、最後の「す」でバランスをとります。曲がってしまっていても、「す」の位置でなんとかごまかすことができますので、最後の1字を書く前に、全体を見るようにしましょう。
・ご連絡します。
書き始めの「ご」はあまり大きくならないようにしましょう。
「連」はシンニョウです。この形を書くのが苦手という方が多いです。何回も書いて、自分の手にしみ込ませてしまってください。よくでてくる部首ですので、練習しておきましょう。なぞったり、よーくみて真似したりして、しっくりくるまで、書いてみてください。
「連」「絡」は正方形になるように意識して書きましょう。ひらがなの部分の「します」は、縦長の字になります。あまり、細長くならないように気を付けましょう。
・申し訳ございません。
謝る文章ですので、雑に書くのはNGです。そんなことは分かってますよね。
漢字を大きくするのですが、ひらがなが6字並びます。
あまり小さくしすぎると、頭でっかちに見えてしまう場合がありますので、バランスを見ながら書きましょう。
ひらがなはやわらかくかくかくさせないように書きましょう。
あまりかくかくした字になってしまうと、子供っぽい印象の字に見えてしまう可能性がありますので、女性らしい、といいますか、やわらかい線を書くようにしてみてください。
※実は・・・
「申し訳ございません」という言葉は厳密にいうとないのです。
しかし、一般的にたくさんつかわれていますので、課題にえらびました。
ちなみに、正しくは、「申し訳ないことでございます」です。
「とんでもございません」も正しくは、
「とんでもないことでございます」です。
・恐れ入ります。
こちらも、謝罪の意味で使う場合もありますよね。
あとは、何か頼みごとをする時にも使用します。
「恐」が1番大きい字になります。
画数の少ない「入」は大きくなりすぎないように。「入」の字が簡単に見えて実は難しい字です。画数が少ない字は、ごまかしがきかないです。 線1本1本に意味を持たせるような意識を持って書きましょう。
1画目は2画目につながるようなイメージで丸く書きます。
2画目は繋がった入り方をして、下に向かって最後の払いへ持っていきます。
2画目の最後が、1画目より、上で終わらないように気を付けましょう。
「ります」の部分が、縦長のひらがなが連続しますので、気を付けて書きます。
全部が極端に細長くならないように書きましょう。
・ありがとうございます。
すべてひらがなです。
「こめとらる」は小さく、のルールがありますので、
「と」と「ご」は小さ目に書きましょう。
全部ひらがなの場合でも字の大きさを少し変えるだけで、メリハリのあるこなれた雰囲気になりますので、是非、活用してください★
感謝を伝える言葉ですので、心を込めて丁寧に書きましょう。
ひらがなを書く時は、まっすぐな線をほとんど使用しません。
例えば、「あ」の最初の横線は力強く反らせます。次の縦線はやわらかく膨らませます。
このように、直線ではなく、曲がり方を変えた曲線を使用して字にしていきます。
濁点がついた字が2つあります。濁点は遠くに打つようにしましょう。
まとめ
です、ます、ました等は非常に出番が多い字です。
特に「す」の書く場所は最後にバランスを見て書くようにしましょう。
以前は縦書きが多かったのですが、最近は、ほぼ横書きですよね。
縦書きの場合は、真ん中に1本線があるようにかくのですが、横書きの場合は、真ん中ではなく、下に1本線があると思って書いた方がまっすぐに見えます。
せっかくきれいに書けるようになっても、意識が薄れると、すぐにもどってしまうので、普段書く時も思い出しながら書いてくださいね。
そして、手と頭に覚えさせてしまえば、他の字もどんどんきれいになっていきます★
★漢字とひらがなが混ざっている文章★も合わせて練習してみて下さい。
ひらがなは、★ひらがな編★を見てみてください。
(カテゴリー分けしてあります)
職場であなたが字を褒められたらうれしいです!
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