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はじめに
4~6月 :春 7~9月 :夏
10~12月:秋 1~3月 :冬 としています。
○○の候は横書き
長めの文章は縦書きで書きしたいと思います。
今回は、お手紙ですので、
少し、略して書いたりしている部分があります。
漢字は、ほぼ楷書ですが、ひらがなを少しくずしぎみでかいています。
流れとリズムを付けて書くようにしましょう☆
リズムを付けながら、強弱や字の大きさを変えたりして書くと、
楽しく書けると思います☆ 楽しまないと♪
ある程度書けるようになったら、自分なりにアレンジして書いてみてくださいね。
画像を載せる都合上、縦書きの文章は改行しています。
実際は、その時に書く用紙に合わせて書いてくださいね。
課題はこちらです。
●10月
夜長の候
味覚の秋を迎え
●11月
向寒の候
こたつの恋しい季節になりました。
●12月
師走の候
年の瀬も押しせまってまいりました。
文章を書く時の基本的なルール
① 漢字とひらがなが混在する場合、ひらがなよりも、漢字を20%大きく書く。
② 漢字の画数が少ない字は、小さ目に書く。
③ ひらがなの中でも、「こめとらる」は小さく書く。
■実践■練習■
10月
・夜長の候
「夜」は最後の右はらいを強くしっかり書く事で、
字が転ばないように書けます。
「長」は上の方はあまり大きく書かずに、半分より下の部分の方が、
大きく書くようなイメージです。
「の」は小さく書きましょう。けっこう小さくて大丈夫です。
「候」ニンベンの真ん中くらいの位置に縦線を書きます。
「失」の部分をしっかりと正方形の形になるように書くと、字が
どっしりとして、バランスが取れると思います。
・味覚の秋を迎え、
「味」はクチヘン。口がヘンになると、
最後の横線はツクリに向かっていくような漢字で、
ぐいっと右上がりに書きます。
「覚」は下のアシでしっかり支えましょう。
目の最後から繋げて書いてもいいと思います。
その場合は最後の横線を前に出します。
ひらがなは少ないですが、流れを出して書きましょう。
少しくずすと、こなれた感じに見えます☆
11月
・向寒の候
「向」全体的に、右側の方が大きくなるように書きます。
左側に少し寄せたような感じです。
「寒」少し崩して書きました。
右のはらいを止めて書いています。
※「の候」は省略
・こたつの恋しい季節になりました。
この文章は「こたつ」が大事になります。
ゆったりと流れるように書いてみてください。
ひらがなですが、あえて少し大き目に書きました。
なんか日本ぽくていい文章だなーと思ったので、課題にしました。
12月
・師走の候
「師」のヘンの部分は縦線をしっかり出すように書きましょう。
ツクリの部分の方が大きくなります。
「走」はアシの部分が大事です。右はらいをしっかり書いて字が
しっかり立つように書きましょう。
※「の候」は省略
・年の瀬も押しせまってまいりました。
「年」はいろいろな行書の字が存在します。
今回は少し行書風に書きました。
ひらがなが最後に向かって続きます。
さらっと、強弱つけつつ、リズムよく、気持ちよく書いてください。
(意味不明ですよね。なんとなくそんな感じで☆笑)
まとめ
今回は春夏秋冬の「秋」に書くお手紙の最初に書く文の練習をしました。
秋の夜長にお手紙を書くのもいいですよ☆
芸術の秋でもありますので、
是非、「書」の芸術にも触れてみてくださいね。
PCをやっていると隣で寝る美句蔵
ZZZZ・・・・