こんにちは。
百合蔵と美句蔵です。
涼しくて、よく眠れるらしく、ずーーーーと寝てる美句蔵です★
Contents
はじめに
意味や、表現がユニークだな、と思ったことわざを集めてみましたので、字も一緒に勉強してみてください。
今回の課題はこちらです。
・卵に目鼻
・馬鹿があればこそ利口が引き立つ
・立ってる者は親でも使え
・泥棒に追い銭
・鳴く猫は鼠を捕らぬ
です。では始めていきます★
■実践■練習■
卵に目鼻
卵に目と鼻を付けたように色白でかわいらしい顔立ちということ。
「卵」は、独特な字ですよね。真ん中の縦に空間ができる字です。この空間をまっすぐにできるときれいに決まります。最後の縦線をまっすぐに引く事が大事です。
「目」も、空間(余白)が大事な字です。横線をまっすぐ(平行)に書きましょう。(斜めになっていたり、波打っていたりしないように)最後は、縦線が出るように書きましょう。
「鼻」は、3つの物が縦に重なったような字です。バランス良く書きましょう。最初の「自」を大きく書きすぎると、短足な字になってしまったり、大きな字になってしまいます。「自」はあまり縦長にならないように書きましょう。「田」は横長に書きましょう。下の部分は横線と縦線をきれいに書きましょう。
横線は1番長くなるように書きます。最後の縦線はゆっくり書いてきれいに書きましょう。この線があまり短いと、子供っぽい字に見えてしまいますので、少し長く書くようにしましょう。
※このことわざは、個人的にとても面白いなと思うのと同時に、なるほどなー、とも思いました。確かにTVに出ている女優さんや、モデルさんの肌が汚かったら・・・全然違いますよね。
逆に、個性的な顔だなーって顔立ちの人も、肌がつるつるだと、その個性が魅力になっているような感じがします。この言葉を胸に刻んで、ちゃんとスキンケアをしようと思った百合蔵でした。
馬鹿があればこそ利口が引き立つ
世の中には、利口な人や、愚かな人など、様々な人がいてなりたっているから、愚かな人がいることで、利口な人引き立って見えるということ。
利口な人ばかりであふれてしまっては、利口な人が利口ではなくなってしまうけれど、愚かな人がいることによって、利口であるということの例え。
「馬」は、字の中心がどこにくるのかを考えながら書きましょう。4つの点は前に出して書きましょう。
「鹿」はタレを少し左側に書きます。中の部分の横線は右上がりに書きます。下にある「ヒ」は左側は小さく、右側を大きく書きます。横線が右上がりの分を、二つ目の「ヒ」で補うようにしっかりと重心を下げるようなイメージで書きましょう。右下に重りを付けるのです。
「利」は、ヘンとツクリの大きさに注意しましょう。身長を見ながらツクリの最後の線を書きます。ノギヘンと同じくらいか高身長になるように書きましょう。
「引」も同じです。ユミヘンと最後の縦線の身長が同じか、縦線の方が大きくなるように書きましょう。
「立」は、あまり縦長にならないように書きましょう。書き出しのナベブタの位置を高く書いてしまうと、縦長の字になってしまいますので、書き出しに注意して書きます。
このことわざはひらがなも多いです。漢字よりもすこしだけ小さく書きましょう。
立ってる者は親でも使え
忙しい時や急を要する場合は、だれでもいいからそばにいる者に幼児を頼むのがいいということ。
「立」は先ほど出てきましたので省略。
「者」は、「土」と斜めの線「ノ」と「日」の位置関係が大事になります。真ん中に土を書きます。「ノ」は「土」の交わっているところをめがけて書きます。「日」の最初の縦線が「土」の真ん中の線と同じ位置になると、字全体がまっすぐに見えます。無理に「日」を横長に書く必要はないです。
「親」は、ヘンの部分が、右側にはみ出さないように書きましょう。特に「木」の横線が飛び出さないように右のラインを揃えましょう。「見」は最後の曲線をしっかりと書きましょう。
「使」はニンベンを縦長に書きます。最後の右はらいの線を存在感が出るように大きく強く書くようにします。余白部分が不規則な字なので、最後の線を書く時に位置にも気を付けましょう。
泥棒に追い銭
泥棒に、ものを盗まれた上に、銭を追加して与えること。損をした上にさらにまた損をすることの例え
※「追い銭」は、「オイゼニ」とは読まないで「オイセン」と読みます。
「泥」は、サンズイは縦長に書きます。「尼」はそんなに縦長にせずに、サンズイの真ん中に書くような感じで書きましょう。
「棒」は、ツクリの方に横線がたくさんあります。余白部分が同じになるように意識して、上から書いていきます。
「追」は、シンニョウです。上下、左右の位置関係を見ながら書きましょう。
「銭」は、カネヘンです。横線は右上がりに書きましょう。ツクリの方の横線も右上がりに書きます。斜めの縦線を大きく書いて右下のはねの部分で重りを付けるようにしっかり大きくはねて重厚感を出します。
鳴く猫は鼠を捕らぬ
ペラペラとよくしゃべる者に限って、口先だけで実行に移さないということの例え。
「鳴」は、クチヘンを右上がりに見えるように、最後の横線をぐいっと上げます。「鳥」の部分は、4つの点を、広く横長に書いてバランスを取りましょう。
「猫」はケモノヘンです。ゆるやかな曲線を書いてはねたら、斜めの2本の線を引きます。3等分になるように書きましょう。ツクリは、クサカンムリを書いて「由」を書きます。字全体が正方形になるように計算しながら位置を決めて書きましょう。
「鼠」は、普段そんなに使うときはなさそうですね。最後の線をかっこつけて書きましょう。
「捕」はテヘンを細長く書きましょう。ツクリが、お子船は多いので、書くスペースを取っておきましょう。
※うちの美句蔵は、お腹がすくと、「わーわーーー」と騒ぎだすので、きっと鼠は捕れないと思います・・・。
まとめ
今回、ひらがなと漢字が混在しているものが多かったのですが、
漢字はひらがなより20%大きめに書きます。
漢字の画数が少ない字は小さ目に書きます。
ひらがなの「こめとらる」は小さ目に書きます。
まとめると、下記↓のようになります。
画数多い漢字>画数少ない漢字>ひらがな>こめとらる
と覚えておくと、便利ですよ★
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