こんにちは★
百合蔵と美句蔵です。
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はじめに
今回は、面白いなーと思うことわざを集めてみました★意味も読みながら楽しんでいただけたら嬉しいです★
今回の課題はこちらです。
・行きはよいよい帰りは怖い
・運根鈍
・陸に上がった河童
・稼ぐに追いつく貧乏なし
・内弁慶の外地蔵
です。では始めましょう♪
■実践■練習■
・行きはよいよい帰りは怖い
行きは何事もなくうまくいくだろうが、帰りはひどい目にあうかもしれないということ。
子供のわらべうたの「とうりゃんせ」の一節から。
「行」はギョウニンベンです。右側にはみ出さないように書きましょう。
「よいよい」と同じ字が重なるときは雑になってしまう場合がありますので、丁寧に書くことを心掛けて書きましょう。
「怖」のツクリの部分の「布」は縦線を先に書きます。
・運根鈍
成功するには、運が良いこと、根気があること、粘り強いことの3つが必要だということ。
「運」はシンニョウの字です。「軍」とニョウの位置に気を付けて書きましょう。ちゃんとシンニョウの上に乗っかるように書きます。
「根」はキヘンの字です。ツクリにはみ出さないように書きます。ツクリの最後の右はらいをしっかり書きます。
「鈍」はカネヘンです。最後の横線を右上がりにグイっと書いてツクリの「屯」につなげます。「屯」は縦線を大事に書きましょう。しっかり書いて大きく上に向かって跳ねます。
この言葉は、今回いろいろ調べていて初めて知ったんですが、面白い表現をするものですね。
・陸に上がった河童
「陸」の読み方は「リク」ではなく「オカ」です。
能力の高い人でも、自分に適した環境から離れると、本来の力を発揮できずに無能になってしまうという意味。
水の中では泳ぎが得意な河童でも、陸にあがってしまうと、何もできなくなってしまうということに由来。
類義語は「陸へ上がった魚」「木から落ちた猿」など 対義語は「水を得た魚のよう」など
「陸」はコザトヘンです。ヘンは左側に書いてツクリの方が大きくなるように書きます。最後の横線が長くなるように書きます。
「上」は1つ1つの線の質まで気を使って書きましょう。短い横線と長い横線の向き等にも気を付けて書きましょう。
「童」も横線を大事に書きましょう。右上がりの線、上がって下がる線があります。
「が」は、空間を広く使いましょう。濁点は遠くに打つようにしましょう。
・稼ぐに追いつく貧乏なし
真面目にコツコツと働いて、お金を稼いでいれば、貧乏になることはないという意味。
真面目にコツコツと働いていれば、貧乏神が追いかけてきても、追いつけないということからなることわざ。
類義語は「稼げば身立つ」など
「稼」はノギヘンと「家」の伸長が同じくらいになるように書くとバランスが良いと思います。「家」の最後の右はらいをしっかり書きましょう。
「貧」は「分」と「貝」の大きさのバランスに気を付けて書きましょう。
「乏」は「ノ」の下にくねくねの部分を収めるようにした方が綺麗に見えます。最後のはらいを大きく書きましょう。
ひらがなは漢字よりも小さめに書くようにしましょう。特に「い」「つ」はコンパクトに書きます。
・内弁慶の外地蔵
家の中では弁慶のようにいばっているのに、外にでると意気地がなく弱虫になること。
類義語は「内弁慶」など
「内」はシンプルな字です。縦線の最初に打ち込みを入れるとしっかりした字に見えます。囲いの部分は右側の方が大きくなるようにします。右下の跳ねの方が下に来るように長く書きましょう。
「弁」は真ん中の横線を綺麗に長く書きましょう。
「慶」は画数が多い字です。タレを少しだけ左側に書くようにして、中をしっかり書けるようにしましょう。
「の」は小さく書きましょう。
「外」は「夕」と「ト」の位置関係をよく見ながら書きましょう。
「地」は右に向かって大きくなるように書きましょう。最後は大きく跳ねてかっこよく決めましょう。
「蔵」はクサカンムリです。このカンムリの横線の長さで字の大きさが決まってきますので、大きさを考えながら書きましょう。右の斜めの線を大きく書きます。下にはみ出すくらい引っ張って大きく跳ねましょう。
まとめ
ことわざの勉強と字の勉強ができるので、一石二鳥でした♪
へーーーっと思いながら、字も練習してみてください。
目標とか、自分が大事に思っていることって、綺麗な字で書きたいですよね☆
ほかにもいろいろなことわざを書いてみようと思います★
次の③はこちら⇒★おもしろいことわざ③★
参考記事⇒★かっこいいことわざ①★
↓百合蔵と美句蔵をよろしくお願いいたします。