こんにちは。
百合蔵と美句蔵です。
「書」は、紙とペンがあればできる、手軽さも魅力です。
字を書く事が楽しい時間になってくれたらいいなーと思っています。
Contents
はじめに
今回のこの17回で、架空の人物のお名前100人突破します★
みなさん、100人もの人のお名前を上手に書けるようになりましたよ♫
では、最後の6名のお名前です。
はじめていきます★
男性バージョン
・小田切 尊
・瀬名 昴
・川崎 努
女性バージョン
・平泉日菜乃
・住田ひなの
・別所すみれ
今回この6名のお名前の漢字練習です。
■実践■練習■
小田切 尊
「小」は、最初の縦線には打ち込みを入れましょう。点を遠くに打って、字がこじんまりしないように書きましょう。
「田」は、小さくコンパクトに。右下の縦線をしっかり出しましょう。
「切」は、横の線の角度を意識して書きましょう。かなり鋭い角度で右に向かってあがっていっています。
「尊」は、「ソ」と、「西」と「寸」のバランスが大事です。「寸」で字を支えます。「寸」の横線をしっかり引いて上の部分がしっかり乗っかるようにしましょう。前に突き出すように長く力強く書きましょう。
瀬名 昴
「瀬」は、右に向かってだんだん大きくなるようにします。1番右の「頁」が大きくなるようにします。
「名」は、2本の左はらいがポイントです。途中までは力を抜かないでカーブさせながら少しずつちからを抜いてください。「夕」と「口」の位置関係も良く見て、バランス良く書きましょう。
「昴」は、上下のバランスを保って書きましょう。あまり頭でっかちにならないように「日」の大きさに注意して書くようにします。
川崎努
「川」は、止める所とはらう所のメリハリをしっかりつけてちゃんと分かるように表現しましょう。
「崎」は、ヤマヘンを右あがりに書いて勢いを見せます。ツクリの縦線とはねをしっかりと。字を刺させるように。
「努」は、「力」の部分で字を支えます。どしっと書きましょう。「女」と「又」の横線は右上がりに書くことでより、力強く見えます。
平泉日菜乃
「平」は、画数が少ないですが、大事な要素がたくさん詰まっている字です。2本の横線、点の打ち方、最後の縦線。全てが整ってきれいな字が仕上がるような字です。こういう字ほど難しく、しかも目に留まる字なので、上手に書けるようにしましょう★
まず、2本の横線は、1本目と2本目の角度を若干変えて書きましょう。1本目は右上がり。2本目は上がって下がる線。
2つの点は、1つ目の点よりも高い位置から2つ目の点を打ちます。その時に1つ目の点からつながってきています、という雰囲気を出したいので、クイっと書きます。これで力強さも出ます。
最後の縦線。これは大事な線です。書き出しはぐっと止まります。打ち込みを入れるとかっこいいです。しっかり止まってから下に下ろし始めます。止まっていないとまっすぐな線は書けません。はらうせんだからといって、止まった後にシャッとはらってしまう方が良くいますがNGです。力をいれたまま、むしろ力を入れながら線を進ませます。おわりから1/3くらいまで来たら準備を始めましょう。そこから、ゆっくりとペンを持ち上げていってください。そうすることで、きれいな室の良い線が書けるだけでなく、曲がる事を防いでくれます。この書き方は、手に覚えさせてしまって下さいね★長い縦線の線の時は常にこの書き方で書くようにしましょう★
「泉」は、「白」があまり大きくならないようにバランス良く書きましょう。
「日」は、少し小さ目に書きましょう。
「菜」は、横線を揃えるとバランスが取りやすいと思います。
「乃」は、シンプルな字なので、はねやはらいを強調させて、貧弱に見せないように意識しましょう。
※ちなみに、ひらがなの「の」はこの字がもとになってできた字です★
住田ひなの
「住」は、ニンベンを縦長に書きます。「主」はあまり縦長にならないように書きましょう。横線同志の間隔を合わせましょう。3本の横線の種類を変えるとよりかっこいい字になります。
「田」は、先ほどやりましたので省略。
「ひなの」は、ひらがな。抑揚とリズムが大事です。止まる所はしっかり止まってのびやかな線を意識して書きましょう。
別所すみれ
「別」は、最後の縦線が1番大きくなるように書きましょう。
「所」は、オノツクリをかっこうよく書きたいです。はらいの線の質を上げていきましょう。何回も書いて力の抜く場所等覚えていって下さい★
「すみれ」は、きれいなお花を頭に浮かべながら書きましょう。そうすれば、きれいな曲線のきれいな字が書けるはずです♪
まとめ
今回、男性は1文字のお名前を集めてみました。男ですから、1文字でもどーんとした雰囲気が出るように書いたつもりです。
女性のお名前は、やわらかく、優しい雰囲気が出るように書きました。
次回の行書で、架空のお名前を使った練習は一度終わりにしますね★
最後のお名前記事へ~↓↓
↓百合蔵と美句蔵を宜しくお願いいたします。