こんにちは。
百合蔵と美句蔵です。
百人一首を書いていこうと思います。
百首を全部書き終えたときにきっとレベルアップしているはず!!
字はもちろんのこと、時代背景、歴史等も勉強できるかなーと思っています。
あと、芸術に触れる事で、感受性もUPして、パワーアップできたらいいなー思って、自分自身も勉強しながらやっていこうと思います★
Contents
はじめに
そもそも、百人一首とは何か??というと、ものすごく簡単にいうと、百人の歌人の歌を百首集めたものです。※単位は「首」になります。
現在様々な種類の百人一首がありますが、一般的に”百人一首”というと平安時代末期から鎌倉時代の初めに歌人である藤原定家が選んだ”小倉百人一首”のことを指します。
ちなみに、”小倉百人一首”という呼び方は後世の後付で、古くは”小倉山荘色紙和歌”と呼ばれていました。
「小倉山荘」というのは、京都の小倉山にあった武将・歌人である宇都宮頼綱の別荘のこと。
そして「色紙和歌」とある通り、この百人一首は小倉山荘の襖を和歌の色紙で飾る為に藤原定家に選出させたものだった。
そうだったのかーと勉強になりました。
さて、課題に入ります★
今回の歌について簡単な解説
今回の歌は、
■「秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ」
【意味】
秋の田に作った仮小屋にいると、屋根を葺いた苫の目が荒いので、私の袖は夜霧に濡れてしまう。
【解説】
”かりほの庵”:「仮庵の庵(かりいほのいおり)」の語調を整えたもの。農作業用の小屋のこと。
”苫”:藁や萱を編んだもの。これで屋根を葺く。
万葉集にある作者不明の歌「秋田刈る仮庵を作りわが居れば衣手寒く露ぞ置きにける」が基になっているとも言われますが、小倉百人一首には天皇が士民の苦労をいたわった歌として選ばれています。
作者は第38代天皇の天智天皇。
即位前の中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)の時代に大化の改新を行い、天皇中心の中央集権国家の基礎を築きました。
■「春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山」
【意味】
春が過ぎ、夏が来たらしい。夏になると白い衣を干すという天の香具山に真っ白な衣が干されている。
【解説】
”来にけらし”:「来にけるらし」の略で、「来たらしい」という意味。
”白妙の衣”:真っ白な衣のこと。白妙は白栲のあて字で、楮の繊維で織られる。
作者は第41代天皇の持統天皇。女帝で、とても有能な統治者でした。
一番実用性があると思いますので行書と楷書の間くらいの字で書いています★
別の記事で、俳句、和歌等も書いていますが、そちらは、もっと崩して書いています。
よかったらそちらも参考にしてみてください★↓↓
■実践■練習■
①秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ
このような感じになりました。
5、7、5、7、7で改行して書いています。
漢字の方が2割くらい大きくなるように書きましょう。
「の」がたくさん出てきます。大きく書かないでコンパクトに丸く書きましょう。
「秋」を大き目に書くようにします。ツクリの「火」をしっかりと書くようにします。
「露」は、下の部分の「路」の1つ1つの線をしっかりと書くようにするとどんどん大きくなってしまいます。全体を見て空間を見ながら書きましょう。
②春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山
このような感じになりました。
5、7、5、7、7で改行して書いています。
「春」の左右のはらいをきれいに意識して書きましょう。最初の字は丁寧に書くようにします。大事な字です。
「夏」も目立つ字ですので、しっかり書きましょう。最初の横線をきれいに力強く書きましょう。
「天」も横線をきれいに。上部に横線が大事な字が並びます。
ひらがな部分は、やわらかく、流れにのりながら書きましょう。
まとめ
さて、始まりました☆百人一首!!
100首のゴールに向かって頑張るぞ★★
百首書き終わった時に、絶対字がうまくなっていると思うし、頭も良くなっていると思うし、感受性豊かな人になっているはず★
そうなれるように、自分自身も楽しみにしながらやっていこうと思います★
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