こんにちは☆
百合蔵と美句蔵です。
Contents
はじめに
忙しい現代人にも隙間時間はある!!
お休みの日の午前中の1時間、寝る前の1時間、お風呂に入る前のぐだぐだした時間。
紙とペンを持って背筋を伸ばして字を書いてみよう★1日1句、1首でも書いてみてください★絶対楽しいですよ☆
そして日常を少しだけ忘れてしまおう♪
今回の句について簡単な解説
今回の句は、
「夏嵐 机上の白紙 飛び尽す」
夏の午後、突然に強い風が吹いて机の上の紙が全部飛び散ってしまったよ。今日はまだ一句もできていないなあ。夕立でもくるのかな。
「白紙」と表現しているのは、まだ文字を書いていないこと、つまり、句が浮かんでいないこと。
正岡子規の夏の句です。
■実践■練習■
夏嵐 机上の白紙 飛び尽す
このような感じになりました。
5、7、5で改行して書いています。
「夏」は横線を強く書いてそのまま次の線へ繋げていきます。真ん中の「目」の部分の最後の横線をぐいっと前に出して書くとかっこよくみえます☆字の土台になる部分の最後の右はらいの線を強く大きく書きましょう。
「風」は、右側の縦線はねの線を1番大きく強く書きます。それだけでこの字は格好よくなります。
「机」も同じく、右側の線のはねです!大事な線です。力強く書きましょう。
「白」は打ち込みを最初に入れてからそのまま地縦線へ繋げています。横線も繋げてやわらかい線にしています。
「紙」も先ほどと同じ。右側の縦線です!とっても大事。かっこつけ所です!
「飛」も同じ!右下のはねです!思いっきりかっこつけて書きましょう。
「尽」は右側のはらいの線が大事な線です。しっかりと書いて、点をちょんちょんと繋げて書いています。
「す」は少し右側にずらすように書くと、バランスが取りやすいので、やってみてください★
まとめ
今回の句は、右側にあるはねる部分の練習ができました☆どんな字にも1ヵ所は強調する線があります。今回出てきた字は、右側のしなった後の大きいはねの線でした。もし、その線が見つかったら必ず強く大きく堂々と書くようにしてみてください。
字が一気にかっこよくなります☆
※右下に強調線があることが多いです※
例えば、今回の「風」「式」「識」のように縦長にしなってから上にはねる線。
「友」「坂」のような右はらいの線。「木」や「火」なんかもそうですね。
「流」「親」のような短めのしなりからの上にはねる線。
「付」「別」「間」「用」のように、長い縦線からの45度の角度ではねる線。
「心」「池」なんかもそうですね。右下に向かって強く書きます。
他にも、右下に強調ポイントを置く字はたくさんあります。
そのことを覚えておくと字が書きやすくなると思いますよ★
では次の句に進みましょうーーー♪♪↓↓