こんにちは。
百合蔵と美句蔵です。
いつも見にお越し下さりありがとうございます!
今回はとっても有名な俳句の練習です★
Contents
はじめに
今回は俳句をボールペンでかきたいと思います。
作品としてかっこいいのは、墨をつけた筆で書く事だと思いますが、
今回は手軽に字の練習をするという目的でボールペンで練習しましょう★
今回の句について簡単な解説
今回の句は、
「やれ打つな はえが手をすり 足をする」
小林一茶が詠んだ句でハエが季語で夏の句です。
訳すと、それ、蝿を打ち殺してはいけない。よく見ると、手をすり合わせて命乞いをしているではないか。
一茶は、肉眼で蠅が手をすり足をすりしてるのを見つめ、蠅の所作を観察していたのです。
一茶の“小さきものに対する優しさ”、観察眼の鋭さに、感心させられます。一茶という俳人の、真骨頂の一句です。
この句は
「手をする 足をする」とか 「手をすり 足をすり」とか、言い回しがいろいろあって分からないのですが、字の練習が目的ということで、「る」と「り」が入っているバージョンで書きます。
■実践■練習■
このような感じになりました。
5、7、5で改行して書いています。
やれ打つな
「や」は、曲線と直線のメリハリをつけてかっこよく書きたい所です。最初の字なので印象に残りやすいですので、いい字で書きましょう★
「打」は、漢字で、直線が多く硬い感じがする字です。ひらがなが多い句なので、なじませたいです。漢字をしっかりとした楷書で書くと、流れがとまってしまい、そこだけ硬い感じがしてしまうので、やわらかい雰囲気を出したいです。線を少し膨らませたり、角をとったりします。今回は流れを意識した字にしました。ひらがなになじむようイメージして書きましょう。
はえが手をすり
ここも漢字が1字のみ。なるべく直線を使わないで書きましょう。
「を」と「り」を少し縦長に書く事で、動きがでますので、実践してみてください。
足をする
「足」の左右のはらいをきれいに書きましょう。大きくきれいにはらって印象に残るような線にしましょう。書き手の人は、此の左右のはらいを魅せたかったんだなー、みたいに思ってもらえたら嬉しい☆
「す」を少しお菊書いて、「る」は小さく書きましょう。
「る」はコンパクトにくるくるんと書く感じです。
まとめ
とっても有名な俳句ですよね。
お恥ずかしいお話、今回いろいろ調べるまで、ちゃんとした意味がよく分かっていませんでした。
勉強になりました。そーゆー意味だったんだー、と。
独特な着眼点ですよね。さすがだなーと思います。普通の人とはちがうのね、と思いましたよ。だって、ハエですよ。(笑)そんな風には見れません(笑)
他にもいろいろ書いていこうと思います♪
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