こんにちは☆
百合蔵と美句蔵です。
今回で20回目☆
早速始めていきましょう♪
Contents
今回の句について簡単な解説
今回の句は、
「朝顔に つるべとられて もらい水」
加賀千代女(かがのちよじょ)が詠んだ句です。
季語は朝顔で秋の句です。
つるが邪魔だが、取っ払うのも忍びなく、そのままにしておいて他所様のご厄介になった・・・の意。
もう少し補足しますと、朝、水を汲もうとすると朝顔のつるが井戸の「つるべ」に巻きつきかかっているその朝顔のつるを切ってしまうのも可哀想なので、近所に水を貰いにいった
※現代だと井戸が無いので、意味がちょっと分かりづらいですよね。
※もらい水とは、よその宅から頂戴した水、もらった水
■実践■練習■
朝顔に つるべとられて もらい水
このような感じになりました。
5、7、5で改行して書いています。
今回の句は漢字が「朝顔」と「水」のみ。
「朝顔」を、かっこよく書きたいですね。
「朝」は、左側は、横線を右上がりに書いて、右側の「月」に向かって行くように書きましょう。「月」は、2画目の線をしっかりまっすぐに書いて、すっきりとした字になるように書きました。
「顔」は、「朝」と同じく左側の横線は右上がりに書きます。3本の斜めの線は繋げて書いています。右側の「頁」も、横線は右上がりに書いて、下の「ハ」をしっかりと書く事でバランスをとります。特に最後の点は大きく書きましょう。
2行目は、すべてひらがなです。最初の「つ」から、リズムよく書いていきましょう。ぐっと入ってぐいーーっと右上がりに書いて曲がる所からスピードを付けてそこから一気に「つるべ」まで書きあげます。次の「とられて」は「とら」を小さ目に書きましょう。「て」はのびのびと書きましょう。
ひらがなの中にも、字の大小を作りましょう。「こめとらる」は小さく書く字と覚えておくと便利です★
3行目にも「ら」があります。コンパクトに。「水」は、今回は、少し横長になるようにします。楷書だと正方形になるように縦線を長く大きく書きますが、今回の行書では丸く短めに書きました。右側の線に特長があります。ひらがなの「く」を書くような感じで書きます。ぐっと入って力を抜きながらくねと曲げてまたぐーーーっと書いて下につながるように線を書きます。
まとめ
俳句記事の1回目から順番に練習されてきた方は、
今回で20句、練習したことになります!頑張りました☆
自分の好きな俳句は出てきたでしょうか??
次回は21回目☆どんどん進みましょう♪↓↓
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