こんにちは☆
百合蔵と美句蔵です。
今回は28回目。
1回目から順番に進めていっている方はもう27句も書いているんです。
たくさん書きました♪
百人一首の記事もありますので、合わせて練習してみてくださいね★
(カテゴリー分けしてあります★)
Contents
今回の句について簡単な解説
今回の句は、
「雪とけて 村いっぱいの 子どもかな」
小林一茶が詠んだ句です。
季語は「雪とけて」で春の句です。
雪どけの季節を迎えて、冬の間家に閉じこめられていた子供たちがいっせいに戸外に出て、村いっぱいに広がり遊んでいることだ…の意。
■実践■練習■
雪とけて 村いっぱいの 子どもかな
このような感じになりました。
5、7、5で改行して書いています。
最初の「雪」は、アメカンムリと「ヨ」の組み合わせの字です。この字は楷書と形の変化はそんなにないです。線をやわらかく書くのと、「ヨ」の横線を繋いで書いています。「とけて」は「と」を少し小さ目に書きます。「け」と「て」は、1つ1つの線をのびのびと書きましょう。
「村」は、キヘンと「寸」の組み合わせの字です。キヘンは行書では点を省略して書く事が多いです。左側の線を書いてそのままはねるように書いてツクリの「寸」に向かって行きます。「寸」は、ひとふでで書くようにペンをリズムよく書きましょう。
「いっぱいの」は、「い」を横長に書きます。「の」は少し小さ目に。「の」まで書き終わってから「ぱ」の○を書きましょう。ちなみにこの「ぱ」の「○」は、半濁音(はんだくおん)といいます。
「子」は、ひとふでで書きます。最後の横線は、くるっと書きます。「か」は、最後の線を遠くに書きましょう。「な」は、曲線を使います。ぐるんぐるん、と書きましょう。
まとめ
今回は、簡単な漢字とひらがなが多く使われている句でした。
ひらがなの部分はリズム良くペンを動かして、きれいな曲線を書くようにしましょう。
ひらがなは、漢字を省略して、ぐにゃぐにゃにしてできたものなので、楷書の漢字のようなピシッとした直線はほぼ使われていません。線を膨らませたり反らせたり、丸めたりして字を作っていきます。
きれいな曲線を書くには、リズム感です。止まる所はしっかり止まる。力を入れる所、抜く所にメリハリを作って書くとかっこいいひらがなになります★
次回は29回目☆いろいろな句をたくさん書いてみよう★↓↓