こんにちは☆
百合蔵と美句蔵です。
パソコンの上が大好きで邪魔をしてくる美句蔵 笑♬↓
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今回の句について簡単な解説
今回の句は、
「鶏頭の 十四五本も ありぬべし」
正岡子規が詠んだ句です。
季語は鶏頭(けいとう)で秋の句です。
二つの意味があるとされています。
【意味 1】鶏頭の花が(見えるが) 14、5本もあるのだろうか…
【意味 2】(私はまだ見ていないが、今年も)鶏頭が 14、5本も咲いているのだろうか…
【補足】鶏頭は、花の形状がニワトリの鶏冠(とさか)に似ていることから名付けられました。
■実践■練習■
鶏頭の 十四五本も ありぬべし
このような感じになりました。
5、7、5で改行して書いています。
「鶏頭」はお花の名前です。画数が多いですが、ヘンとツクリのお互いの陣地に入り込まないようにして書くようにしましょう。真ん中に薄い壁があるようなイメージで書きましょう。
基本的には線を繋げながらやわらかく書いていきます。
「鶏」は「鳥の部分が大きくなりすぎないように気を付けて書きましょう。
「頭」は、横線は右上がりに書いていきます。最後の「頁」の「ハ」お部分でバランスをしっかり取りましょう。最後の点が1番下にくるように書きます。
2行目は、漢数字です。「十」は、横線を右上がりに書いて、次の縦線に向かう繋ぎ線を書きましょう。
「四」は、□の中の線を2本の縦線にしちゃいます。そして□(四角)を全て結ばないようにして抜け感を出しましょう。「五」は、楷書と形はあまり変わらないです。線を行書の線(やわらかい線)にしましょう。「本」は左右のはらいの線を止めて書いています。
3行目のひらがなの並びは、「ぬ」を少し小さ目に書いて、字の大きさでメリハリをつけました。ひらがなは字の形に個性があります。その個性を生かして書きましょう。例えば「り」、「し」は縦長に、「ぬ」は丸く、「べ」は横長に。
まとめ
今回は、漢数字が出てきました。漢数字は画数が少ないので、線の質を上げて綺麗な線で書くようにしましょう。
あと、「四」等の「四角」で囲われている字は、全部の線で、しっかり結ばないで、2画目の線を書く時に少し隙間を作ると大人っぽい字になります。普段の字にも活用してみてください★
28回目へ進みましょう♪↓↓