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はじめに
何かのお礼、お知らせをするときに手紙を出すこともあるかと思います。
その時に、だいたい使用される文言をピックアップしました。
今回の課題はこちらです。
・お元気ですか。
・いかがお過ごしでしょうか。
・ご無沙汰しております。
・ご自愛ください。
・よろしくお伝えください。
文章を書く時の基本的なルール
① 漢字とひらがなが混在する場合、ひらがなよりも、漢字を20%大きく書く。
② 漢字の画数が少ない字は、小さ目に書く。
③ ひらがなの中でも、「こめとらる」は小さく書く。
■実践■練習■
お元気ですか。
「元」2本の横線が上に行きすぎて、足長の「元」をよく見かけます。
2画目の横線が、字の真ん中くらいになるように書きましょう。
「気」は、右下のはねをかっこよく大きく書きましょう。
そして、中の「メ」とバランスをとります。こちらもしっかりと。
最後の「か」は堂々とスペースを広く使うような感じで書きましょう。
いかがお過ごしでしょうか。
漢字が「過」だけで、ひらがなが多く並ぶ文章です。
「過」はシンニョウです。シンニョウは少し難しいかもしれません。
でも、一度形を覚えてしまえば大丈夫★ 堂々と大きく書きましょう。
シンニョウは上に乗っている字の最後の所からだんだんはらうようにすると書きやすくなります。
ひらがなが多くて、字の形もばらばらです。
縦長の字があったり、横長の字があったりで、
まっすぐに書くのが難しいかもしれませんが、下のラインを合わせるようなイメージで書きます。
こちらも、最後の「か」は堂々とスペースを広く使うような感じで書きましょう。
ご無沙汰しております。
最初の「ご」は小さく書く字です。
「無沙汰」はひらがなより20%大きく書きます。点がたくさんな印象です。
「無」はアシのレッカ。「沙汰」はサンズイです。
種類の違う点です。レッカは支える部分になります。扇のような
形になると良いです。
サンズイは三角形に書きます。◁左側がとがった三角形になるように書きます。
ご自愛ください。
最初の「ご」は小さく書く字です。
漢字の「自愛」はひらがなよりも大きく書きます。
「自」は横線の間隔を同じようにして書きましょう。
右下は縦線を出して書きましょう。
「ください」この場合、漢字の「下さい」は使用しません。
下さいは、くれ、ちょうだい、の意味になってしまうので漢字は使わないようにしましょう。
よろしくお伝えください。
「よろしく」は漢字を使わずに、あえて、ひらがなにしました。
なんとなくですが、「宜しく」と書くと、ビジネスっぽいというか、
かしこまった感じがしたので、親しみをもって、ひらがなにしました。
そして、ひらがなで書く「よろしく」はとてもきれいだと思うのです。
やわらかくて、流れがあって、書いている方も気持ちがいいのです。
この場合も「ください」は、ひらがなを使用します。
まとめ
今回は、一般的にお手紙を書く時に使用する文章を練習しました。
最初と最後に書く文章ですので、
上手に書けているとより印象が良くなります★
横書きの場合、あまり行書で書きません。
少し崩してもいいのですが、行書で書きたい場合は縦書きで書きましょう。
今回の文章には、「か」がたくさん出てきました。
最後の線をすごく小さく書いている字が多いです。
「か」は「加」からできた字です。
最後の線は口の部分になりますので、大きく書きます。
左側の部分と半々くらいのスペースを使って書くようなイメージです。
スペースを広く使って斜め横へ力強く線を引っ張りましょう。
今回は、横書きでやりましたが、今度、縦書きもアップします★
ほかにも様々な文章例や、漢字等もアップしていますので、合わせてご覧ください★
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