こんにちは★
百合蔵と美句蔵です。
いつものぞきに来てくださってありがとうございます!!
今回は、綺麗な字に見せるための条件を5個に絞ってお話したいと思います。
この5個の条件をクリアーすれば、綺麗な字にぐんと近づきますので、是非参考にしてみてください★
Contents
美しく見える字の共通点
きれいな字だなーと感じる字には、共通点があります。
共通点を5個に絞ってみました。
この5つの条件がそろってないと、誰が見てもきれいな字にはならないと思います。
ですので、今から説明する5つの条件は是非是非、実践してみてください。
右上がりに書いて、右下に重りを付ける
横線は基本、右上がりに書きます。
最初は6度くらいを意識して書いてみてください。
でも、右利きで、正しい持ち方、姿勢で、字を書こうとすれば、自然に6度右上がりになってきます。その姿勢でこぶしを
動かすと、楽に書けるようになります。
しかし、全部の線を右上がりに書くと、字が傾いてしまいますよね。
なので、重りを付けて転ばないようにします。
重りを付けるとは?
重りと言われても・・・という感じだと思うのですが、
右下に重りが必要なことを覚えておいてください。
だんだん分かってくると思います。
分からなかったら、百合蔵の説明が下手くそです。
ごめんなさい(笑)
がんばります。
こんな感じにバランスを取るようにします。
右に上がった分、右下にも重さを付けて、
+-0にするような感じです。
このバランスが取れていないと字が斜めに傾いて見えてしまいます。
横線3種類の使い分けをする
横線には大きく3種類あります。
① 右上がり
② まっすぐ
③ 上がって下がる の3種類です。
① はもう分かると思います。
先ほど説明した右上がり6度ですね。
② はまっすぐに書く線。
主に、横線がならんだ時の真ん中に使うことが多いです。
③ が先ほどの重りの部分になります。
上がりっぱなしではなく、ちゃんと下がって転ばないように、重心を整えます。
最初と最後が同じ位置になるように意識します。
長い横線で終わる字は③を必ず使用します。
今回はちょっと大げさには書いていますが、上がりっぱなしではなく、少し下げて終わりにします。
ここでも右下に重りをつけているのです。
なんとなく、右下に重りを作るという意味が分かっていただけますか?
分かって欲しいです! 笑
下にゆるやかに膨らんだ横線をイメージする
裾広がりになるような字の場合、
下に丸い線があると思いながら書くと、バランスが取りやすくなります。
これを知ってから、私は苦手な字が減りました!
いろいろな字に使えますので、是非是非、実践して欲しいと思います。
例を見てください。↓
4つの点の字はこのようなイメージで書いてみてください。
「夏」や「愛」の字等にも共通します。
このイメージを持って書くと、書きやすくなりますよ★
□(四角)の書き方
漢字に使う□(四角)には、ルールがあります。
このルールは必ず守って書くようにしましょう。
□(四角)の中に何か入っていたら、縦線が出る。
何も入っていなかったら、横線が出る。
と覚えてください。↓↓
横が出る字
戸 師 中
※ちなみに、「中」という字は、線が□の中に囲われて入っている訳ではなく、飛び出した縦線なので、□の中には入っていないという認識になります。
縦が出る字
田 国 回
※回は、中の口は横がでますが、外の口は、中に口がありますので、縦が出ます。
この法則がちゃんとできている字を使っている文章を見ると、ちゃんと分かっているんだなーと思います。
強調する部分を1ヵ所作る
打ち込み
打ち込みとは入るときにカクっと書くようにします。
画数が少ない字に使うと効果的です★
頭が飛び出る字にも効果的です★
長くする
長く書く線はしっかりと強調します。
ほかの線との違いを出しましょう。
長く書く線は力強く書きます。
但し、やりすぎ注意です。強調線は1~2ヵ所までにしましょう。
ひらがなを書く時に打ち込みはあまり使いません。
ひらがなは、やわらかく、つながるように書くので、くっきりとした硬い線はあまり使わないからです。
まとめ
5つの条件を紹介しました。
① 右上がりに書いて、左下に重りをつける
② 横線の3種類の使い分けをする
③ 下に緩やかな膨らんだ線をイメージする
④ 口の書き方
⑤ 強調する部分を1か所作る
この5つを実践して、書いていくと大人っぽいこなれた感じの字になっていくと思います。
字は、バランスが大切です。
そのバランスをとるコツを覚えてしまえば、の字にもどんどん応用できます。
是非、この5つを身に着けて、どんどん達筆になっていってくださいね☆