こんにちは★
百合蔵と美句蔵です。
Contents
はじめに
以前、名前のランキングを元に、苗字編を作りました。参考にしてみてください★
→★美文字で名字【保存版】↓
一般的によく使われていそうな名前を集めてみました。(架空の人物です)
いろいろな漢字の練習になると思います。
男性バージョン
・畑山暁男
・梶間庄司
・千賀幹史
女性バージョン
・明石倫子
・羽田水奈
・菊地友里
今回この6名のお名前の漢字練習です。
■実践■練習■
畑山暁男
「畑」は、ヒヘンの字です。ヘンが縦長になりますが、ツクリの「田」をあまり縦長にしないようにしましょう。
「山」は、コンパクトに書きます。縦線に打ち込みを入れましょう。
「暁」は、ヒヘンです、右上がり書きましょう。ツクリの部分は、横線と縦線が入り混じっています。余白が同じになるようにすることと、線と線が交差する場所に注意して書きます。基本的には真ん中を通るようにしましょう。
「男」は、「田」と「力」が上下に並んでいます。軸を揃えてずれて見えないように注意して書きましょう。
梶間庄司
「梶」は、キヘンです。ツクリの陣地にはみ出さないようにします。「尾」は、あまり縦長にならないようにしましょう。
「間」は、左右対称の字ですが、右側に向かって大きく見えるように書きましょう。
「庄」は、タレと「土」の位置関係をよく見て書きましょう。左右に少しずらして、字のバランスをとります。
「司」は、1本足で支える字です。支えの部分をしっかりしないといけませんので、大きくしっかりはねるようにしましょう。
千賀幹史
「千」は、とってもシンプルな字です。が!とっても大事な要素がたくさん詰まっている字です。大人っぽいこなれた字に見せるためのポイントをいくつかお伝えします。少しレベルアップしたお話になるかもしれませんが、頭の片隅にいれておいてください★
最初の「ノ」ですが、真ん中に書かないで少し右側に書いていきます。次の横線は字の大きさが決まる線です。最終的にどのくらいの字で書きあげたいのかを考えて置きましょう。その書きたいサイズの中で、長い立派な線を書く必要があります。「ノ」からつながってきて、まず、ぐっと止まります。そこから長さを決めてそこに向かって1回力を抜くようにして膨らませてまた力を入れて少し下げます。ここがポイントです。上がりっぱなしではなく少しだけ下げます。そして緩やかなカーブになるように書くのですが、膨らんでいる山の頂上が真ん中よりも右側にきます!3分の2(2/3)位の場所がベストです。そして、最後の縦線を書きます。最初の「ノ」を右側に書きましたよね?「ノ」の真ん中からまっすぐに縦線を書きます。はらいの線になります。ここでも細かいのですが、大事なポイントがあります。3分の2までは力を抜かないようにします。はらう準備をするのは、線がだいぶ進んだ後でいいのです。長い縦線のはらう線の時はこのルールを必ず守るようにして書いてください。曲がってしまう人はこのルールを守って書いてみてください。まーーっすぐに、止まった時の筆圧のまま下に下ろしましょう。そしてそのまま最後に力を抜きながら上にもっていくようにしてはらいます。
「賀」は、「加」と「貝」が上下に並んでいます。軸がずれないように位置に注意して書きましょう。
「幹」は、ヘンもツクリもたての軸に注意して書きましょう。まっすぐに真ん中に線が通るようにします。
「史」は、左右のはらいをしっかりと書きましょう。特に最後の右はらいの線はゆっくりと、丁寧に書きましょう。
明石倫子
「明」は、ヒヘンです。今回1番下の横線を前に出してはねるように書きましたが、普通の「日」でも、どちらでも間違いにはなりません。「月」の縦線からのはねをしっかりと書きましょう。
「石」は、画数が少ない字です。少し小さ目に書きましょう。
「倫」は、ニンベンを縦長に書きます。ツクリの方が大きくなるように書いて、あまり縦長にならないように書きましょう。
「子」は、お名前によく使用されるので、何回も登場しています。シンプルな字ですが、メリハリをつけて書きましょう。毎回お伝えしていますが、横線の位置には注意しましょう。交わる所の少し下にくるように書きましょう。
羽田水奈
「羽」は、同じような形のものが二つ並んでいます。右側の方が大きく、強く見えるように書きます。
「田」は、コンパクトにまとめるように書きましょう。
「水」は、「止め・はね・はらい」が入った字です。この字を見ると、基本的なことができているのかどうか分かるので、しっかり意識して書きましょう。真ん中の縦線よりも、右側の方が大きく強く書きます。
「奈」は、左右対称の字ですが、右側の方が大きく強くなるようにします。このお名前は、全て左右対称のような字ですが、同じに書くのではなく、強弱をつけて書く事で、メリハリが出て、のぺっとした字にならなくなります。左右対称の場合は、右側を大きく過去ように心掛けるようにしてください。
菊地友里
「菊」は、軸がとりづらいかもしれませんが、軸を見つければ、字が転んで見えたり、弱弱しくみえないです。この「菊」は、クサカンムリの真ん中と、「米」の真ん中の縦線を合わせるように書くと書きやすいです。
「地」は、ツチヘンを小さ目に書いて、右側に向かって大きくなっていくように書きましょう。「也」の縦線をかっこよく書きましょう。
「友」のバランスを取るコツは、字の下に、緩やかな線をイメージして書く事です。画像のように下に線があると思いながら書くと書きやすいです。
「里」は、横線と縦線だけでできています。はねる線も、はらう線もないです。なので、線が生き生きして見えるように書かないと、ただ書いただけ、みたいな字に見えてしまいます。特に最後の長い横線は、書き出しから気合を入れてぐっと入ってぐっと止まりましょう。
まとめ
「千」の字で説明させていただいたポイントが字をさらに大人っぽく、玄人っぽく見せるための条件になります。
何回か、書いて、また文章を読んで、また書いて・・・を繰り返して手と頭にしみ込ませてしまって下さい。
ちょっと長いし、細かいですが頑張ってください★ 後々、必ず役立つと思います☆☆
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