こんにちは。
百合蔵と美句蔵です。
今日ものぞきに来て下さりありがとうございます★
読むだけでも、字のイメージをするだけでも、自分の書く字は変わっていきます。
綺麗な字をさらさらーっと書けるようにいろいろな字を勉強してみてください★
Contents
はじめに
百人一首ってかるた??
あれ??なんだっけ??と思い調べてみました。
【いろはかるた】
・絵札には読み札の内容を描いた絵とひらがなの頭文字が書かれている
・読み札にはことわざなど短い文章が書かれている
・文字札と読み札は46枚ずつ
・文頭がいろは順に並んでいる
【百人一首】
・藤原定家が撰んだといわれる「小倉百人一首」を使ったもの
・100人の歌人の和歌が一つずつカードに書かれている
・読み札には和歌が書かれ、取り札には下の句が書かれている
・百人一首は当然100枚
・文等がいろは順ではない
ということでした。
知らなかったなー。
ひとつ勉強になりました。
さて、始めていきます★
今回の歌について簡単な解説
今回の歌は、
■「あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む」
【意味】
山鳥のあのたれさがった尾のように長い夜を、私は一人で寂しく眠るのであろうか。
【解説】
”あしびきの”:山の枕詞。
”山どり”:キジ科に属す鳥。
”しだり尾”:垂れ下がっている尾のこと。
山鳥はひとり寝をする習性があるという言い伝えから、わびしい気持ちを重ねた歌です。
作者は柿本人麻呂。飛鳥時代の歌人です。三十六歌仙の一人で、歌聖とも評されています。
■「田子の浦に うち出てみれば 白妙の 藤の高嶺に 雪は降りつつ」
【意味】
田子の浦の海辺に出て見渡してみると、富士の高嶺には真っ白な雪が降り積もっている。
【解説】
”田子の浦”:現在の静岡県富士郡元吉原の海岸のこと。富士山を眺めるには最適の場所と言われていた。
”うち出でて”:「うち」は接頭語。ただ「出て」という意味。
”降りつつ”:ここでは「降り積もっている」という意味。
作者は山辺赤人。奈良時代の歌人で、三十六歌仙の一人。万葉集の代表的な歌人です。
★一番実用性があると思いますので行書と楷書の間くらいの字で書いています★
■実践■練習■
③あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む
このような感じになりました。
5、7、5、7、7で改行して書いています。
ひらがなが多いので、やわらかさと流れを意識して書きましょう。
「の」が連続します。あまり大きく書かないで、あまり主張しないようなイメージで書きましょう。
漢字が少なめなので、しっかり力強さをアピールした字で書きましょう。
「山」には打ち込みを入れて線を強調させたり、「尾」の最後を大きくはねたりしてメリハリをつけましょう。
④田子の浦に うち出てみれば 白妙の 富士の高嶺に 雪は降りつつ
このような感じになりました。珍しく漢字が多めの歌でした。
5、7、5、7、7で改行して書いています。
最初の「田子」は、ちょっと格好がつかなくて難しいかなーと思います。最初なので、力強く書きましょう。
字数が少ない字で、字形がとりにくいかもしれませんが、右側を少し大きくしてバランスをとってみてください。
「出」は、真ん中の線をしっかり引いて、下に行くにつれてしっかりした土台になるように書きましょう。
「白妙」は、和歌にはよくでてきます。オンナヘンが上手に書けると艶っぽいきれいな字になりますので、意識して練習してみてください。
「雪」も、上下のバランスが難しい字です。字が転ばないように、「雨」と「ヨ」の書く位置に注意しながら書きましょう。
この歌は、字の形が難しい字が多かったように思います。何度も書きこんで、自分の物にしてしまって下さい。覚えてしまえば大丈夫!
まとめ
今回は2回目の百人一首の練習でした。
100首を2首づつやっているので、50回目で100首の予定です★その時が楽しみです♫
百首書き終わった時に、絶対字がうまくなっていると思うし、頭も良くなっていると思うし、感受性豊かな人になっているはず★
と信じて勉強を続けようと思っています。
良かったらお付き合いくださいませ☆
どんどんいきますよ~🎵 次はこちらへー↓