こんにちは☆
百合蔵と美句蔵です。
今回は10回目☆
俳句の書き方にもだんだん慣れてきたころではないかと思います。
ボールペンで書いていますが、細かい強弱を表現しながら、自分らしさも出しつつ書いてみてください★
真似することが上手になる近道ですが、ある程度自分の中で納得できたら自分らしさ、個性も出して楽しんで書いてくださいね★
Contents
今回の句について簡単な解説
今回の句は、
「これがまあ 終のすみかか 雪五尺」
これがまあ、最期の家(になるの)か… 雪が五尺(ほど積もっている)…の意。
【補足】五尺は約1.5メートルです。
小林一茶が詠んだ句です。
季語は雪で冬の句です。
寒々しい句ですね。でも潔い真っ白な風景が浮かんできます。
■実践■練習■
これがまあ 終のすみかか 雪五尺
このような感じになりました。
5、7、5で改行して書いています。
最初の行はすべてひらがな。個々の部分に、いい感じの味が出るといい作品になるのではないかと思います。力を入れるところ、抜くところ、早く書く所、遅く書く所を字の中にたくさん作ってリズムを付けて書きましょう。
「こ」は、縦長になるように。「れ」は、「こ」からのつながりを含ませて縦線を書きます。最後ぐっと止まります。「が」の濁点は最後に打つようにしましょう。「か」の最後の線を近くに書かないように少し遠くから書き出すようにしましょう。「ま」は、リズムがとても大事です。膨らませる部分は少し力を抜き名がらふわっと書きましょう。「あ」は「安」という字から生まれた字です。「安」の上をなぞるような気持ちで書くと上手に書けます。丸く書く線がきれいな曲線になっていればいい字になると思います。空間を見て、○の大きさを測りながら書くと良いです。
「終」は右側の「冬」の部分をきれいに書きましょう。そうするとちょっとさみしげな雰囲気が出るような気がします。この句に合った字になるのかなと思います。
ひらがなの部分の書き方は、「の」は小さくまとめます。大きく書くと間延びしてしまうのできゅっとまとめましょう。「す」は、横線をしっかりと書きたいのでぐっと前に出して書きだすようにしましょう。「み」は波線を書くように、ぐるんぐるんと書くようにします。
「雪」は、「アメカンムリ」と「ヨ」の組み合わせです。バランスが少し難しいですが、上下の位置を見ながら書くようにしましょう。
「五」は字の周りの余白に注意して書きましょう。3本の横線が等間隔になるように書きましょう。
「尺」は2本のはらいの線をきれいに書きましょう。その2本の線が綺麗に書ければバッチリです★
まとめ
俳句も10回を超えました☆
ペンでも筆で書いているように、強弱や、はらいの線を表現できます。ちゃんと意識して書くようにすると良い作品になります。
次は11回目です★↓↓