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和歌で練習

古今和歌集で綺麗な字☆ペン字練習★和歌☆見本あり☆ペン字3

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こんにちは★

百合蔵と美句蔵です★

Contents

はじめに

 

百合蔵ブログでは、短歌とよばれているものも、和歌と呼ばれているものも、まとめて「和歌」にします。

カテゴリーもそのようにしますので、宜しくお願いします★

今回の歌について簡単な解説

今回の歌は

「音羽山 こだかく鳴きて 郭公 君が別れを 惜しむべらなり」 

紀貫之

古今和歌集からの引用です。              

訳は

音羽山の梢高く鳴くホトトギスも、

あなたとの別れを惜しんでいるようです。

の意です。

「郭公」はホトトギスと読みます。

「こだかく鳴きて」の「こだかく」に位置の高さの「小高い」と、声の高さの「小高い」を掛けています。

また、「鳴く声」は「ホトトギス」と「女性(の泣き声)」を表しています。

恋人との別れに泣く女性の心情をホトトギスの鳴き声になぞらえて表現しているのです。

 

■実践■練習■

57577、とそのままの並びで、書いています。

真ん中の3行目が短くなって、左右に広がるような配置になりました。

漢字とひらがなが混在しています。

ひらがなよりも漢字の方が20%くらい大きくなるように書きましょう。

 

「音」は下の「日」の横線を繋いでいます。

「羽」は中の点を繋いでいます。曲がり角の角を少し丸くしています。

「山」も曲がり角の部分を少し丸くしています。

2行目は「く」と「て」を少しのばして書いて、バランスと、メリハリをつけました。

ひらがなの中でも「こめとらる」は小さく書くと綺麗に見えるという法則がありますので、

「こ」は小さ目にかいています。

「鳴」はクチヘンの部分を楷書よりも右上がりに書いています。

 よりつながっていく感じを出しています。最後の4つの点も繋げて書いています。

「惜しむ」は「惜」は線を繋げて書いて、「し」は勢いよく縦にすーっと書いて「む」につなげていきます。

「む」は最後の点を遠くに打ってバランスを取ります。

「べらなり」は「べ」の濁点は最後まで書いた後に書いています。

 一気に繋げてかいています。

「べ」は山になっている部分を丸く書いて、次の「ら」の字につなげています。ひらがなの中にも小さく書く字があります。「こめとらる」の法則通り、「ら」を小さ目に書いています。

「な」から「り」までもつなげて書いています。

「り」は最後の字なので、大き目に書いています。最後、堂々と書いて終わりましょう。

 

まとめ

とても綺麗な印象を持つ歌でした。

女性らしく、やわらかい、美しい字で書けたら思いが伝わりやすいですよね。

表情豊かな字が書けるようになりたいなーと常に思っています。

 

歌とかもそうかなーと思うのですが、規則正しいぴったりの音程だから上手っていう訳ではないと思うんです。

もちろん基本をマスターしてからのお話にはなると思うのですが、個性は大事だなーと思うのです。

真似る事は上達する早道ですが、自分の字が好きになったら、個性を生かして表情豊かに書くのもいいと思います★

 

ほかにもまだまだいろいろな詩を書いていきたいと思います🎵

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