癖のない字が書きたい、名前をきれいに書きたい、大人な字に憧れる、字の勉強がしたい。一緒に勉強していきましょう★

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⑫百人一首で大人な字を書く練習★ポイント解説・手本付23・24番

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こんにちは。

百合蔵と美句蔵です。

 

はじめに

日本の文化に触れながら、字の勉強もできます★

一石二鳥ですね♪

では12回目、始めていきます。

 

今回の歌について簡単な解説

今回の歌は、

■「月みれば 千々に物こそ 悲しけれ 我が身ひとつの 秋にはあらねど」

【意味】
月を見ると、色々な物事が悲しく感じられる。私一人だけに来た秋ではないのだけれど。
【解説】
”ちぢに”:色々に。様々に。
”ものこそ悲しけれ”:物事が悲しい。

作者は大江千里(おおえのちさと)。平安前期の歌人、貴族で、中古三十六歌仙の一人です。在原行平・業平の甥にあたります。

 

■「このたびは ぬさもとりあえず 手向山 紅葉のにしき 神のまにまに」

【意味】
今回の旅は急なことでしたので幣の用意も出来ませんでした。手向山の紅葉を神のお心のままにお受け下さい。
【解説】
”このたびは”:「この度」と「この旅」を掛けている。
”ぬさ”:幣のこと。
”手向山”:奈良から吉野にいたる中間の峠を指しているとも言われている。
”神のまにまに”:神の御意のままに。

幣とは神に祈る際の捧げ物で、昔は旅に出る際に携帯して道中の道祖神に備えることで安全祈願をしていました。
作者の菅家とは菅原道真(すがわらのみちざね)のこと。大宰府で左遷されたエピソードで有名ですが、現在は学問の神様としても知られています。

※一番実用性があると思いますので行書と楷書の間くらいの字で書いています★

 

■実践■練習■

㉓月みれば 千々に物こそ 悲しけれ 我が身ひとつの 秋にはあらねど

このような感じになりました。

5、7、5、7、7で改行して書いています。

1番最初にみる「月」をかっこよく書きましょう★作品お第一印象がとっても大切です。

この「月」で印象が決まってしまうといっても過言ではありません。

自分の好きな「月」を思い切って書いてください★

2行目の「千」は横線を前にぐっと突き出すようにして書きましょう。「物」は、つながりと丸みを出しましょう。

3行目の「悲」は上の部分の「非」は左側を大きくして書きます。「心」は字全体を支えるように横広に書きます。

4行目は「我」の右側の斜めの線、「身」は、真ん中の左はらいの線を強調して書きました。

5行目のひらがなの並びは、字の大きさを変えて変化を出しました。「ら」と「ど」を小さ目に。ひらがなの「こめとらる」は小さ目に☆

 

㉔このたびは ぬさもとりあえず 手向山 紅葉のにしき 神のまにまに

このような感じになりました。

5、7、5、7、7で改行して書いています。

1行目が、ひらがなの「この」からはじまります。だいたい強めの字から始まる歌が多いのですが、画数の少ないひらがなから始まります。

今回は強さではなく、やさしく軽いタッチで入ってだんだん強くしていくようなイメージで書きました。

2行目も全部ひらがなです。ここは、ひらがなの中でも強弱をつけて書いています。

3行目で初めて漢字が並びました。この「手向山」も画数の少ない漢字なので、あまり強くは書いていません。

4行目の「紅葉」で少し漢字の強さみたいな物を出しています。

5行目の「まにまに」の部分ですが、最初の「まに」は小さく軽く。二回目の「まに」は大きくして変化を出しておさまりが良く見えるように書きました。同じ字の形はなるべく使わないように★

 

まとめ

字を書いて文章にしていく上で、暗黙のルールみたいなものがいろいろある事が分かってきましたね。

たくさんいろいろな歌や、作品を作っていくことで自然に身についてきていると思います。

ひらがなの形とか、漢字は右側に向かって大きくすると字がかっこよくなるなーとかね★

そういうことが、見についていくと、書いたことがない字でも自然にルールにのっとってきれいに書けるようになるものです★

たくさんの字を見て書くことがだいじですので、どんどんいろいろな物を書くことに挑戦しましょう★

百首書き終わった時に、絶対字がうまくなっていると思うし、頭も良くなっていると思うし、感受性豊かな人になっているはず★

 

次へ進みましょう♪↓↓

⑬日本の文化★百人一首の書き方★ポイント解説・手本付25・26番

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